東京魚商業協同組合 - 築地発 おいしいお魚ガイド
  
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魚塚建立趣旨

碑面は杉谷義周大僧正の筆になる「魚塚」の大文字が深く刻まれ、その台石には下記のように建立の趣旨が刻まれている。

 四面海に囲まれた我が国では古来から魚介類を海の幸とし 食糧と共に国民の蛋白補給源として食生活の上に重要な一端を占めて今日の文明社会の発展に関わりなく、人類と魚類は深い因縁によって結ばれて参りました。

 因(ちな)みに東京都における生鮮食料品市場の歴史は今から3百80余年前徳川家康が幕府を開いた慶長8年前後にまでさかのぼることができます。一説によると摂津国の漁師とその一族が江戸に入り徳川家の需要に応じるとともに許しを得て、一般民衆にも販売したといわれています。その後住民の増加につれて次第に大規模となり後年いわゆる魚河岸と称されるものに発展しました。こうして小売商の手によって消費者の食卓に供給して参りましたが水産物の生産は一時、増加の一途を辿り世界的水準を上回る実績を維持しておりましたが、近年の温暖化や海水温の上昇により、漁獲量の大幅な減少を招き、今後は世 界的規模で資源保護を協議する必要があります。

   水産業界の今日の発展は一に魚介類資源によって成し得たもので、我々鮮魚小売業界を通じ、魚介類がいかに食生活の上で寄与してきたか、その役割は誠にはかりしれないものがあります。  




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